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何でもDIY   仮想マシン活用法 VMware編  2008/02/17
仮想化技術を使って、1台のPC上で複数の仮想マシンを動かします。
今回は、VMwareを使って仮想マシンを作ります。
 PCの仮想化とは、簡単に言うと1台のPCを複数台に分割して、別々のPCとして使えるようにする技術です。複数台に分割と言っても物理的に2つに分けるのではなく、ソフトウェア的に分割して、それぞれで別々のOSを同時に動かします(右図参考)。
 これにより、仮想PCでWindows XPを動かして、Windows Vista非対応のアプリケーションを利用したり、仮想PCでLinuxを動かして、Linuxの勉強をしたり、仮想PCでWindows 3.1を動かして懐かしむなど、PCの活用範囲が広がります。

 1.用意するもの
 2.VMware Serverのインストール
 3.仮想マシンの作成
 4.仮想マシンにOSをインストール
 5.VMware Playerのインストール
 6.VMware Playerを起動
 7.VMWare Workstation 6.0の紹介
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5.VMware Playerのインストール
 残念な事に「VMware Server」と「VMware Player」は共存できません。せっかくインストールした「VMware Server」ですが、「VMware Player」をインストールする前にアンインストールします。
()XPでの動作保証が無い事と、英語である事を気にしなければ、VMware Playerの代わりにVMware Serverを使い続けてもOKです。

 VMware Serverのアンインストールが済んだら、VMware Playerのインストール開始です。

(0) ダウンロードしたVMware Playerのインストーラを起動します。
  (VMware-player-x.x.x-xxxxx.exe)

(1) [次へ]をクリックして先へ進めます。

(2) インストール先を選択して[次へ]をクリックします。

(3) ショートカットの作成場所を選びます。好みで。

(4) インストールの準備が整ったので[次へ]をクリックして、インストールを進めます。

(5) ファイルのコピーや設定が行われます。暫く時間がかかるので待ちます。

(6) これでインストール完了です。[完了]をクリックし画面を閉じます。

(7) インストールが終了すると(3)で指定した場所にショートカットが出来ています。これをダブルクリックすれば「VMware Player」が起動します。



6.VMware Playerを起動
それでは、「VMware Player」を起動してみましょう。

(0) 初回起動時のみライセンスが表示されるので目を通し、同意するなら[使用許諾契約の条項に同意します]をチェックして、[OK]をクリックします。

(1) 仮想マシンを起動するには、まず、[開く]をクリックします。

(2) VMware Serverで作った仮想マシンファイルや、ダウンロードしてきた仮想マシンファイルを選択し、[開く]をクリックします。今回は「Windows XP Professional」を選択しました。

(3) 無事「Windows XP Professional」が起動しました。

(4) 「VMware Player」の起動画面で、[ダウンロード]をクリックすると、仮想マシンを配布しているサイトが開きます。このサイトでは、Linux系のOS、メールやWebブラウザのみの軽いOS、30日間だけ使用できるWindows Server 2003などがダウンロードできます(ダウンロード時、アンケートに答える必要があります)。
 手軽にいろいろな環境を試せるので、ダウンロードして動かしてみると面白いと思います。



7.VMware Workstation 6.0の紹介
 「VMware Workstation 6.0」は、有償のソフトウェアです。
 「VMware Server」と同様の機能を持っていますが、「Windows Vista 64bit版」をサポートしてる、日本語に対応している、「VMware Player」との共存が可能、など、使い勝手が良くなっています。

 その他に「VMware Workstation 6.0」で追加された便利な機能をいくつか紹介します。
  • ゲスト側にVNCをインストールせずに、VNCクライアントから仮想マシンを遠隔操作できます。
  • ホストOS、ゲストOS共に、Windows Vistaに対応しています。
  • ホストOSとゲストOSが異っていても、ドラッグ&ドロップによるファイルのコピーが可能です。
  • 仮想マシン上での処理を記録して、後からそれを再生可能です。ソフトウェア開発などで、再現性のないバグを繰り返し再現できます。
  • Visual Studioの統合開発環境と仮想マシン間でデバッガを統合し、開発したソフトを自動的に仮想マシン上にインストールして、ホスト上の開発環境からリモート・デバッグを行えます。
「VMware Workstation 6.0」上で、「Windows 2000 Professional」と「Windows 3.1」を動かしている様子。


「VMware Workstation 6.0」上の「Windows 2000 Professional」にVNCで接続している様子。「VMware Workstation 6.0」のVNCサービスを使っているので、OS起動中でもリモートの画面が表示される。


「VMware Workstation 6.0」上の「Windows 3.1」にVNCで接続している様子。「VMware Workstation 6.0」のVNCサービスを使っているので、ネットワーク機能の無いOSでもリモートでアクセスできる。



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